筑後平野を一望する天空の聖地――高良大社で、人生の迷いを断ち切る

福岡県久留米市。

九州を代表する城下町として知られるこの街の背後に、標高312メートルの**高良山(こうらさん)**が静かに聳えています。

その山頂近く、深い緑に包まれた場所に、1600年以上の歴史を持つ古社が鎮座しています。

それが、高良大社(こうらたいしゃ)

筑後國一之宮として、古来より筑後地方全体の守護神として崇敬され、九州屈指のパワースポットとして知られるこの神社は、訪れる者に「人生の迷いを断ち切る力」を授けてくださると言われています。

高良山の中腹に建つ朱色の社殿。その前に立ち、眼下に広がる筑後平野を見渡せば、自分の悩みがいかに小さなものか、そして人生がいかに広大な可能性に満ちているかを実感できます。

初めて高良大社を訪れた人は、誰もがこう言います。

「ここに来て良かった。心が軽くなった」

それは、高良大社の御祭神が、参拝者の心を浄化し、正しい道を示してくださるから。そして、高良山という聖なる山の気が、訪れる者の魂を癒してくださるからです。

この記事では、高良大社の御祭神と歴史的背景、参拝ルートと絶景、ライトアップイベント、階段攻略法、御朱印情報、そして久留米ラーメンまで、あなたが高良大社で最高の体験をするための全てをご案内します。

さあ、筑後平野を一望する天空の聖地へ。人生の新しい道が、ここから開けます。

 

 

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筑後國一之宮の誇り――1600年、筑後を守り続けた神様

高良大社とは

高良大社は、福岡県久留米市御井町に鎮座する、筑後國一之宮として1600年以上の歴史を持つ古社です。

【基本情報】

  • 所在地:福岡県久留米市御井町1
  • 電話:0942-43-4893
  • 参拝時間:境内自由(6:00〜17:00推奨)
  • 社務所:9:00〜17:00
  • 拝観料:無料
  • 公式サイト:http://www.kourataisya.or.jp/

一之宮とは

一之宮とは、その国(令制国)で最も格式が高い神社のこと。筑後國(現在の福岡県南部)において、高良大社は最高位の神社として、古代から朝廷や武将たちから篤く崇敬されてきました。

 

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御祭神――武勇と延命長寿の神様

高良大社の御祭神は、高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)

この神様については、様々な説がありますが、一般的には武内宿禰(たけのうちのすくね)と同一視されています。

武内宿禰は、日本神話に登場する伝説的な人物で、景行天皇から仁徳天皇まで、5代の天皇に仕えたとされる忠臣。その寿命は300歳を超えたと言われています。

高良玉垂命のご利益

  • 厄除け・災難除け:武神としての力で、あらゆる災いを退ける
  • 延命長寿:300歳まで生きたとされる伝承から
  • 家内安全:家族全員を守護してくださる
  • 交通安全:道中の安全を守る
  • 心願成就:人生の願いを叶える道を開く

 

高良大社の歴史――神功皇后との深い縁

高良大社の創建は、約1600年前、神功皇后(じんぐうこうごう)の時代に遡ると伝えられています。

神功皇后が三韓征伐(朝鮮半島への遠征)から帰還した際、この高良山に立ち寄り、武運を神様に感謝しました。その際、高良玉垂命が神功皇后を守護したとされ、以来、この地に鎮座することになったのです。

中世には、筑後の豪族・高良氏が神社を守護し、戦国時代には立花宗茂など多くの武将が参拝。江戸時代には久留米藩主・有馬家が社殿を造営し、庶民からも厚く信仰されました。

このように、高良大社は1600年以上にわたり、筑後の人々の心の支えとして、歴史と共に歩んできたのです。

 

なぜ「人生の迷いを断ち切る」のか

高良大社を訪れた人々が口を揃えて言うのは、「心が軽くなった」「進むべき道が見えた」ということ。

なぜ、高良大社は人生の迷いを断ち切る力を持つのでしょうか。

それは、高良山という聖なる山の気と、高良玉垂命の力が組み合わさっているからです。高良山は古くから霊山として崇められ、修験道の聖地でもありました。山全体に満ちる神聖な気が、訪れる者の心を浄化し、雑念を払ってくれるのです。

そして、高良玉垂命は、5代の天皇に仕え、数々の困難を乗り越えた知恵と経験を持つ神様。人生の岐路に立つ者に、「こちらだ」と正しい道を示してくださるのです。

 

 

参拝ルート――山を登り、神域へ

高良大社への参拝は、山を登る旅です。車やバスで山頂近くまで行くこともできますが、時間と体力があるなら、ぜひ徒歩での参拝をおすすめします。

 

表参道――石段を登る正統派ルート

高良大社の表参道は、麓から本殿まで続く長い石段の道。その数は約300段とも言われ、決して楽な道ではありません。

しかし、この石段を一歩一歩登ることこそが、心の修行であり、俗世から神域へと移行する儀式なのです。

石段を登り始めると、周囲の景色が徐々に変わっていきます。麓の住宅街が遠ざかり、木々に囲まれた静かな山道へ。鳥のさえずり、風の音、木漏れ日――自然の中で呼吸を整えながら登る時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。

途中、息が切れ、足が重くなることもあるでしょう。しかし、立ち止まって振り返れば、眼下に広がる久留米の街並み。「ここまで登ってきたんだ」という達成感が、再び足を前に進めてくれます。

そして、石段を登りきった先に待っているのは――。

 

楼門――圧倒的な存在感

石段を登りきると、目の前に現れるのが楼門(ろうもん)

高さ約13メートルの堂々たる門は、朱色に彩られ、その存在感に圧倒されます。楼門をくぐる瞬間、「ここから先は神域だ」という厳かな気持ちが自然と湧いてきます。

楼門の両脇には、狛犬が鎮座。その目は、参拝者を見守るように優しく、そして神域を守るように厳しく。

 

本殿――筑後平野を見守る聖域

楼門をくぐり、広い境内を進むと、本殿が姿を現します。

高良大社の本殿は、国の重要文化財に指定されている、荘厳な建築。1660年に久留米藩主・有馬豊氏が造営したもので、江戸時代初期の神社建築の特徴を色濃く残しています。

本殿の前に立ち、二礼二拍手一礼で参拝を終えた後、ぜひ境内の端まで歩いてみてください。

そこから見える景色は――。

 

絶景――筑後平野を一望する

本殿の境内から見下ろす筑後平野の景色は、まさに絶景です。

久留米の街、筑後川、そしてその向こうに広がる田園風景。天気の良い日には、遥か彼方の有明海まで見渡せます。

この景色を見た時、多くの参拝者が涙を流すと言います。

それは、自分の悩みや不安が、この広大な景色の前では、いかに小さなものかを実感するから。そして、人生がいかに可能性に満ちているかを、この景色が教えてくれるからです。

 

奥の院・そしてさらなる聖域

高良大社の境内には、本殿以外にも多数の摂社・末社が点在しています。時間があれば、ぜひ巡ってみてください。

奥宮は、本殿からさらに山を登った場所にあり、より深い神聖な空気に包まれています。

 

 

ライトアップ――夜の高良大社、幻想的な光の世界

高良大社の魅力は、昼だけではありません。特定の期間、夜間にライトアップが行われ、昼間とは全く異なる幻想的な姿を見せてくれます。

 

ライトアップの魅力

朱色の楼門や本殿が、闇夜に浮かび上がる光景は、まさに異世界。昼間の荘厳さとは異なる、神秘的で美しい雰囲気に包まれます。

ライトアップされた境内を歩くと、昼間には気づかなかった細部の彫刻や装飾が、光に照らされて浮かび上がります。そして、光と影のコントラストが生み出す美しさに、思わず息を呑みます。

また、ライトアップ期間中は、境内から見下ろす久留米の夜景も格別。街の灯りがキラキラと輝き、まるで地上の星空のよう。

 

ライトアップの開催時期

ライトアップは、通常、以下の期間に開催されます。

  • 1月(正月期間)
  • その他、特別なイベント時

詳細な日程は、公式サイトで確認してください。ライトアップ期間中は、普段は夕方で閉まる社務所も夜間まで開いていることがあり、夜の御朱印をいただける場合もあります。

カップルのデートスポットとしても人気で、ライトアップされた神社を背景に記念撮影をする姿が多く見られます。

 

 

階段を制する者が高良大社を制する――スロープカーあり

高良大社への参拝で、多くの人が不安に感じるのが「階段」です。

約300段の石段は、確かに体力を要します。しかし、スロープカーも設置されており、体力に自信がない方でも上まで行けるようになっています。

車・バスでのアクセス

階段を避けたい方、体力に不安がある方は、車やバスで山頂近くの駐車場まで行くことができます。

駐車場から本殿までは、ほぼ平坦な道を数分歩くだけ。高齢者の方や小さな子ども連れの方も、安心して参拝できます。

 

 

御朱印――高良大社の記念を手に

高良大社では、御朱印をいただくことができます。

受付場所:社務所

受付時間:9:00〜17:00
初穂料:300円

高良大社の御朱印は、力強い墨書きと、「筑後國一之宮」の朱印が押されたもの。一之宮の格式を感じさせる、堂々とした御朱印です。

御朱印帳も販売しており、高良大社オリジナルのデザインが人気。筑後平野を一望する景色をイメージしたデザインや、高良玉垂命にちなんだデザインなど、複数の種類があります。

 

 

読者の「知りたい」に応える参拝ガイド

アクセス

【車でのアクセス(おすすめ)】

  • 九州自動車道「久留米IC」から約20分
  • 久留米市中心部から約15分
  • 福岡市内から約1時間

【電車+バスでのアクセス】

  • JR久留米駅から西鉄バス「高良大社前」行きで約20分、終点下車、徒歩約20分
  • 西鉄久留米駅から西鉄バス「高良大社前」行きで約15分、終点下車、徒歩約20分

【電車+タクシー】

  • JR久留米駅からタクシーで約15分、料金約2,000円

 

駐車場

高良大社駐車場

  • 収容台数:約200台
  • 料金:無料
  • 利用時間:24時間

正月三が日や大型連休は混雑しますが、通常時は問題なく停められます。

 

参拝時間・所要時間

境内参拝時間:境内自由(6:00〜17:00推奨)

社務所(御朱印・お守り):9:00〜17:00

所要時間の目安

  • 車で駐車場まで+サクッと参拝:30分
  • 車で駐車場まで+じっくり参拝+絶景鑑賞:1時間
  • 徒歩で表参道から+参拝:1時間30分〜2時間
  • 徒歩+奥宮参拝:2時間〜3時間

 

周辺グルメ――久留米ラーメンで締めくくる

高良大社のある久留米市は、久留米ラーメン発祥の地として知られています。

参拝後は、ぜひ久留米ラーメンを味わってください。

久留米ラーメンの特徴

  • 濃厚な豚骨スープ
  • 博多ラーメンより濃い、クリーミーな味わい
  • 細麺との相性抜群

おすすめ店

久留米市内には、数多くのラーメン店があります。「大砲ラーメン」「丸星ラーメン」「南京千両」など、老舗の名店から、地元の人しか知らない穴場まで。

高良大社で心を整え、久留米ラーメンで身体を満たす――それが、久留米流の開運法です。

 

 

まとめ――高良大社が教えてくれる、人生の真理

高良山の中腹に佇む高良大社。

この神社を訪れた人々は、みな同じことを感じます。

「自分の悩みは、小さなことだった」 「もっと広い視野で、人生を見なければ」 「まだまだ、可能性は無限にある」

それは、高良大社から見下ろす筑後平野の広大な景色が、そう教えてくれるから。

人生には、確かに悩みや困難がつきものです。仕事、人間関係、お金、健康――様々な問題に直面し、行き詰まることもあるでしょう。

しかし、高良大社の境内から筑後平野を見渡した時、あなたは気づくはずです。

世界は、こんなにも広い。 人生は、こんなにも可能性に満ちている。 自分の悩みは、この広大な世界の中では、ほんの小さな一点に過ぎない。

そして、高良玉垂命が、あなたにこう語りかけてくださいます。

「迷うな。前を向け。道は、必ず開ける」

 

約300段の石段を登りきった達成感。境内から見下ろす絶景。夜のライトアップの幻想的な美しさ。そして、高良玉垂命のご加護。

これらすべてが、あなたの人生を変える力となります。

高良大社は、遠い。久留米の山の上まで、わざわざ足を運ぶのは、簡単なことではありません。

しかし、その「わざわざ」が、価値を生むのです。

簡単には手に入らないものほど、価値がある。 試練を乗り越えた者ほど、強くなる。

高良大社は、そのことを教えてくれます。

参拝を終え、久留米ラーメンを頬張り、車に乗り込む時――。

あなたの心には、確かに何かが宿っているはずです。

それは、高良玉垂命が授けてくださった、人生を切り開く力

その力を、日々の生活の中で大切に育ててください。迷った時は、高良大社から見た筑後平野の景色を思い出してください。

そうすれば、道は必ず開けます。

高良大社で得た力を、あなたの人生へ。

そして、またいつか、感謝を伝えるために、この天空の聖地を訪れてください。

高良玉垂命が、今日もあなたの人生を見守ってくださっています。


関連サイト

高良大社公式サイト

久留米観光サイト

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