これで誰でもビジネススキルアップ!『コンサル1年目が学ぶこと』の要約まとめ

働く人
ビジネススキルをあげたい!

 

こんな声にお答えします。

 

目次
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本記事の内容

・外資系コンサル会社の仕事術、思考術が身につく
・職種、業界を問わず15年後にも役立つビジネススキルを身につくことができる
・外資系コンサル会社のスキルを社会人1年目でもベテランでも明日から実践できる

 

『コンサル1年目が学ぶこと』は大石哲之氏が著者の、新人、先輩、ベテランまで…すべての世代が抑えておきたい、ビジネススキルが解説された本です。

今回はそんな『コンサル1年目が学ぶこと』の要約と関連書籍などをご紹介します。

それではいきましょう。

 

 

『コンサル1年目が学ぶこと』の基本情報

まずは『コンサル1年目が学ぶこと』の基本情報について見ていきます。

書名 :コンサル1年目が学ぶこと
著者 :大石 哲之
出版月:2014/07/30
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価 :¥1,650(税込)

 

著者である大石哲之さんのプロフィールをご紹介します。

慶応大学環境情報学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に勤務。戦略部門のコンサルタントとして、事業戦略の立案、M&A、業務改革プロジェクトなどに従事。
その後、インターネットスタートアップ、コンサルティング、エグゼクティブサーチファームの創業・パートナーなどを経て、現在は海外に拠点を移し、投資家としてプライベートな活動を行っている。
著書に「コンサルタント1年目が学ぶこと」(ディスカヴァー)、「3分でわかるロジカルシンキングの基本」(日本実業出版社)、「過去問で鍛える地頭力」(東洋経済新報社)など20冊以上。

-Amazon著者紹介情報より抜粋-

本書は以下の4つの章で構成されています。

 

第1章 コンサル流話す技術
第2章 コンサル流思考術
第3章 コンサル流デスクワーク技術
第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド

本書は、社会人一年目からベテランまでのみなさんに、一過性のものではなく、15年、20年と、生き続ける普遍的に役立つスキルを身につけてもらいたい、と思って書かれたビジネス書です。

ではなぜタイトルが「コンサル1年目が学ぶこと」なのでしょうか。

それは外資系のコンサルティング会社の出身者が、業界や職種を問わず、様々な場所で活躍しているからです。
ではどうすれば普遍的なスキルや仕事力を身につけることができるのでしょうか。

それでは下記から要約したものを説明していきます。

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『コンサル1年目が学ぶこと』の要約まとめ

本書を読んでの要約をご紹介します。

要約①:ビジネスは「相手の期待値を超え続けること」
要約②:いきなり作業に入るのではなく「考え方を考える」
要約③:資料作成にかける時間を短縮し考える時間を増やす
要約④:「時間はお金」と認識する

一つずつ解説していきます。

 

要約①:ビジネスは「相手の期待値を超え続けること」

「ビジネスをする上で一番大事なものは何か?」と問われたら、皆さんはどう答えますか?

やりがいとかお金とか、そんな個人的なことではなく、どうしたら常に評価と信頼を得られて、次に仕事がくるようになるのか?ということです。

それは「相手の期待値を超え続けること」です。

 

まずは相手が何を期待しているのかを正確に把握します。

この相手というのはクライアントもですが、上司に対しても同様です。

相手が期待する中身がわかったら、それを絶対に外さず相手の期待以上の成果を常に出し続ける仕事をしましょう。

逆に言うと期待を満たせないものは、安請け合いしない方がいいです。

 

これによって評価は着実に高まります。

そして、期待値が把握できれば、無駄な労力をかけずに相手が満足する仕事ができるようになりますよ。

 

要約②:いきなり作業に入るのではなく「考え方を考える」

「考え方を考える」ことは、仕事の進め方の基本です。

いきなり作業に入るのではなく、どのように進めたら求めている答えに行き着くことができるのかという「アプローチ」「考え方」「段取り」の部分を最初に考える、ということです。

また、最終の成果物を見せて相手に納得してもら前に、手順の段階でも合意をもらうことで抜け漏れなく効率よく仕事を進めることができます。

 

建築で言うと、建てはじめる前に手順を含めた詳細な設計図と工程表を提示し、施主の合意を得てはじめて着工しますよね。

そうすることで効率よく、かつ、後戻りなく作業ができます。

 

まず大きな設計図を描いて、その後に細部に落とすことを意識しましょう。

 

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要約③:資料作成にかける時間を短縮し考える時間を増やす

コンサルタントの納品物は、基本的に報告書で、パワーポイントを主に使っています。

また、エクセルもデータ分析やグラフ作成の作行が多く、ほとんどの時間をエクセルかパワーポイントを使って作業することに費やしています。

なのでこの2つのツールの操作スピードを上げることが即、生産性の向上に直結しています。

ではどのようにして操作スピードを上げるのでしょうか。

 

具体的なノウハウは下記2点です。

・徹底的にショートカットキーを使う
・パワポとエクセルの小ワザをマスターする

下記で詳しくご紹介します。

 

①徹底的にショートカットキーを使う

例えば「ファイルを上書き保存する」と言う操作を普通にやろうとすると、ファイルのメニューをマウスでクリックして、そこからさらに下の矢印を押してメニューを伸ばして、上書き保存を出現させ、最後にクリックする、と言う方法で行っていると、3クリックかかり、時間にして3〜4秒くらいはかかると思います。

一方で、コントロールキーと「S」キーを同時に押すだけで同じ作業ができ、時間もわずかに0.1秒程度でできるので、ショットカットキーの操作を繰り返していくと同じ作業でかなり作業時間が変わってきます。

エクセルやパワーポイントの操作スピードを上げるのは徹底してショートカットキーを覚えて、頭で何も考えなくても、自分がやりたい操作が0.1秒で次々と実現するまで習熟しましょう。

 

 

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②パワポとエクセルの小ワザをマスターする

簡単にエクセル、パワーポイントをスピードアップさせる小技もご紹介されているので、一部だけ紹介させていただきます。

①セルの結合を使わない(あとで修正ができなくなる)。
②セルの行と列を入れ替える時は、[形式を選択して貼り付け]→[行列を入れ替える]
③関数を覚える。SUM、AVERAGE、VLOOKUP、IFと行った関数を覚えて使えるようにする。
①図の操作が多いのでショートカットでは足りないこともあるが、よく使う図や操作はアイコンメニューをカスタマイズできるにで、徹底的にカスタマイズする。
②図形をコピーするには、シフトとコントロールを押しながら、横にずらす。
③テキストボックス内で改行しない。

 

 

要約④:「時間はお金」と認識する

「時間はお金です。時間を大切にしなさい」と言う台詞は何度も聞いたことがあると思いますが、皆さんはしっかり納得されているでしょうか?

自分自身は働いていて、たまの休憩時間でも、自分の仕事に時間全てに対してクライアントはお金を払っています。

休憩時間の雑談でも、クライアントから見たら、その雑談に何千円もの費用を払っていることになります。

 

経営者の立場で見ても、社員の時間と言うのはお金そのものです。

社員がサボっている、非効率的な仕事をしているのは見る時、きっとお金を失っているように感じるでしょう。

しっかり時間がコストであるという意識を持って働きましょう。

 

 

『コンサル1年目が学ぶこと』と合わせて読みたい関連書籍

『コンサつ1年目が学ぶこと』とあわせて読むと、より理解が進む関連書籍をご紹介します。

 

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図解 コンサル一年目が学ぶこと

 

『図解 コンサル一年目が学ぶこと』の基本情報

著者:大石 哲之
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月日:2021/7/16

 

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『図解 コンサル一年目が学ぶこと』のあらすじ

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あのベストセラーが図解版で登場
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ビジュアルに読めて、インプット力もしやすい!

本書はコンサルタントだけのものではありません
職業・業界を問わず、 一生役立つ普遍的なスキルを、
社会人一年目の基礎から理解できる本です。

【こんな方にオススメです】
・社外でも通用するスキルを身につけたい
・仕事量が増えてきて、効率を上げるための方法を知りたい
・リーダーとして、部下や後輩に仕事の基本を教えたい
・仕事の基本を学び直したい
・移動などのスキマ時間を活用して学びの機会を増やしたい

コンサルティング会社の出身者は、
業界や職種を問わず、さまざまな場所で活躍しています。
そのため、コンサルタントの仕事術には、
さまざまな場所で活躍できる、普遍性があります。

本書では、わたし著者の経験に加え、
各界で活躍する元コンサルタントの方に取材し、
今日から使えるスキルを50個に厳選。

本書でぜひ、あなたの仕事力をアップデートしてみてください!

 

イシューからはじめよ ──知的生産の「シンプルな本質」

 

『イシューからはじめよ ──知的生産の「シンプルな本質」』の基本情報

著者:安宅 和人
出版社:英治出版
出版年月日:2010/11/24

 

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『イシューからはじめよ ──知的生産の「シンプルな本質」』のあらすじ

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「イシュー」とは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
あなたが「問題だ」と思っていることは、そのほとんどが、「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。
本当に価値のある仕事をしたいなら、本当に世の中に変化を興したいなら、この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。

 

入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法

 

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『入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法』の基本情報

著者:山崎 康司
出版社:ダイヤモンド社
出版年月日:2011/4/8

 

『入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法』のあらすじ

日本人が論理思考を苦手とするのは、「日本語ならではのハンディ」があるからだった! 研修歴20年以上の著者が、そのハンディを乗り越える方法を具体的に指南。 ビジネス文書もメールも見違えるように上達する! 最も有名なバーバラ・ミントの大ロングセラー『考える技術・書く技術』で紹介された「ピラミッド原則」がよくわかる、入門ガイド決定版!

 

 

【まとめ】習慣で未来は変えられる

いかがでしたでしょうか。

 

最後に要点をおさらいします。

・クライアントや上司の期待値を超えるような仕事をしよう
・いきなり作業するのではなく手順を考えて相手に合意を得てから仕事をしよう
・パワーポイントやエクセルのショートカットキーや小ワザをマスターしよう
・時間はお金だということをしっかり意識しよう

 

ビジネス書の多くは割と考え方やマインドセットを促す本が多いように思いますが、この本はしっかり具体的なスキルやツールの使い方など明日からでもすぐに使えつようなことが紹介さており、本当に勉強になりました。

 

ただ、改めて読むと私はコンサルタントにはなれないということもわかりました。。。

 

ビジネススキルをあげたい方はぜひご一読ください。

 

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それでは。


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