スポーツ界で活躍するトップアスリートは、子どもの頃によく「裸足で過ごしていた」「足裏マッサージをしていた」など、足の裏に刺激を受けて育ったと言われています。
例えば、有名な野球選手のイチローさんは、生まれた頃から12歳になるまで、毎日お父さんが足裏マッサージしてあげていたと言われています。
本記事の内容
・刺激ではなく気持ちいいマッサージ
・可能であれば5〜6歳まで毎日マッサージ
今回は、足裏への刺激が子どもの発達に与える影響と効果的な足裏マッサージの方法を解説していきます。
足裏への刺激は運動能力UPに繋がる
そもそも、なぜ足裏への刺激は運動能力UPに繋がるのでしょうか?
足の裏は「メカノレセプター」と呼ばれる、体のバランス能力を保つためのセンサーがたくさんあります。
このセンサーが刺激されることにより、脳も刺激され神経細胞の増加につながります。
普段の立つ・歩く・走る・跳ぶなどの行動も、脳を活性化させて血液好循環と共に脳の発育を促進させます。
また、足裏を刺激するには、普段から裸足で過ごすことが効果的です。
室内だけでなく、屋外でも裸足で過ごすことが理想的ですが、24時間裸足で過ごすのは難しい状況なので、自宅で足裏マッサージをしてあげるだけでもオススメです。
足裏マッサージを効果的に行う3つのコツ
足裏マッサージをする上で効果的に行う3つのコツをご紹介します。
- お風呂上がりor寝る前が効果的
- 左足から始める
- 子供が気持ちいいと思う強さで
下記から解説していきます。
①お風呂上がりor寝る前が効果的
足裏マッサージは運動能力の向上はもちろん、子供をリラックスさせてあげるという効果もあります。
そのため、子供が一番リラックスしているタイミングである「お風呂上がり」もしくは「寝る前」にマッサージをしてあげるのがおすすめです。
もちろん子供によってリラックスしているタイミングは違ってきますので、時間を決めてマッサージをするという習慣を作っていきましょう。
②左足から始める
足裏マッサージを始める際には、血流の流れが良くなり、老廃物などが流れやすくなると言われている「左足」から始めると効果的です。
また、マッサージする場所は、足の中心部の腎臓のツボから膀胱のツボにかけてゆっくりと親指のはらで優しく流しながら5〜6回マッサージをしてあげましょう。
(同様に右足もマッサージしてあげましょう)
足の中心部のあとは足の指先まで全体をマッサージしてあげましょう。
③子供が気持ちいいと思う強さで
足裏マッサージというと、「痛い」というイメージを持っている人も多いと思いますが、子供の足裏マッサージは、痛く、強くする必要はありません。
子供が痛がったらすぐに強さを弱め、子供が気持ち良いと感じる力加減でマッサージをしてあげましょう。
足つぼはこちらをご参考に。
自分でする足ツボマッサージの方法、準備するもの、注意点をご紹介します。ほぐれるまで自分の気になる箇所を押していきましょう…
いつからいつまでマッサージしてあげればいいの?
子どもの運動能力アップのためには、いつからいつ頃までが効果的なのでしょうか?
神経の発達は、個人差はありますが、約8割の子どもが5〜6歳頃までに完了すると言われています。
ですので、足裏マッサージもこの時期にしてあげるのが一番いいとされています。
運動神経を育むためには、乳幼児期の過ごし方で決まってきますので、裸足になる環境を作ってあげたり足裏マッサージを積極的にしてあげましょう。
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【まとめ】スキンシップをとりながら運動能力UP
いかがでしたでしょうか。
足裏への刺激は子どもの発達に多大なる影響を与えるようです。
子どもの運動能力UPもですが、足裏マッサージは直接肌と肌が触れ合う親子の大切なコミュニケーションの一つです。
上記を読んで早速今日から実践していきましょう。
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それでは。